自分はこの世界の中心であり、自分はこの世界の片隅に居たい。
「あなたは世界の中心ですが、あなたは世界の片隅に居たがるんだよ。」という話。
この思いの強さと、エゴの分離意識レベルは完全に比例します。
どのぐらい「片隅に居たいのか」を測定するバロメーター代わりになるものが「今の目の前の物理現実」です。
自分がたまに「エゴ」のことを「分離意識」という言葉に直していたりするのは、
「分離意識」という言葉は「神との距離」を連想させるからです。
「エゴ」という言葉は「別の領域」とは「別の自分」というニュアンスが強く、
「分離意識」という言葉だと「別の領域からどれだけ距離を取りたいか」なんです。
神と距離を取りたいだけ取り、世界の片隅にあなたは住みつきました。
この「世界の片隅」のレベルは人によって異なります。
中心から1メートル先を世界の片隅にする人もいます。
(世界が円だとすると半径1メートルの円ができますね)
中心から100メートル先を世界の片隅にする人もいます。
(半径100メートルの円ができますね)
ちなみに、作られた円の、円周の長さは長いほど、エゴにとってスケールの大きい世界です。
どんな人でも、今の目の前の物理現実は、世界の片隅のように感じられているはずです。